みなさんにとって「健康」とは何でしょうか?

多くの方は「病気でない状態」と答えると思います。

それも間違いではありませんが、実は健康にはいくつかの定義があるのです。

有名なのは、WHO憲章(世界保健機関)で定めた定義です。

“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”

(健康とは、肉体的、精神的および社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病または病弱がないことを意味しない)

この定義は1946年にニューヨークで作成され、61カ国の代表が署名。1948年4月7日に効力を発しました。

ここでいう「良好な状態」を表す言葉が、いま注目されている「ウェルビーイング」なのです。

これまで「病気がない」「身体に異常がない」ことが健康とされてきましたが、実際には持病があっても、体が弱っていても、心や体、社会とのつながりが「良好で充実している状態」であれば、それも健康といえるのです。

私自身、最近肋骨を骨折しました。けれども、大好きな家族や周囲の人とのつながりがあり、美味しいご飯やお酒を楽しめる――それだけで「ああ、健康で幸せだな」と思える日々です(笑)。

こんな考え方もあるんだ、と少しでも思っていただけたら嬉しいです。

それでは次回は、ケンジュの本質でもある「健康寿命」についてお話ししたいと思います!

写真は家族と公園で遊んだ時。温泉や果物狩り、様々な公園など、毎週末家族で新潟を満喫しています。
 〜あなたがあなたらしく、ありのままでいられる健康を〜