こんにちは!消化器内科医のjoypianoです。
今回は知人・友人からもよく聞かれる「胃カメラ」についてです。
胃カメラは、喉から食道、胃、十二指腸までをくまなく観察する検査です。
早期に異常を見つけて、早期の治療につなげるためにとても重要です。
専門の医師が直接胃の中をくまなく見るので、粘膜のわずかな変化も見逃しにくいのが特徴です。
新潟県が定める健康立県ヘルスプロモーションの5つのテーマの中にも「早期発見・早期受診」とあるように、早期発見を目指すことが、がんをはじめとした将来の重大な病気の予防や早期治療に役立ちます。
健康寿命の延長につながる可能性が高いといえます。
しかし、胃カメラについて、「こわい」「苦しそう」というイメージを持つ方も多いですよね…。
現在は、鎮静剤の使用や検査機器の性能向上、鼻から入れる経鼻内視鏡の普及などにより、以前より痛みや不快感を軽減して検査を受けられるようになっています。
これまでに胃カメラを受けたことがない方で、次のような方は特に検討してみてください。
☑️ 40歳以上の方
☑️ ピロリ菌感染があると言われたことがある方
☑️ 胃がんの家族歴がある方
☑️ 胃の痛みや食欲の低下などの症状を感じる方
<まとめ>
✅ 胃カメラは、早期発見・早期治療につながる重要な検査です。
✅ 早期発見を目指すことが、がんをはじめとした将来の重大な病気の予防や早期治療に役立ちます。
✅ 不安や苦痛を減らす工夫は進んでいますので、医療機関と相談して自分に合った受け方を選びましょう。

先日、岩室温泉の旅館に宿泊し、ロビーにある立派なグランドピアノで演奏させていただきました。
貴重な体験をさせていただいた様子をYouTubeで公開しましたのでご視聴いただけると嬉しいです♪