私は20代で慢性関節リウマチを発症し、その後は妻として母としてまた2006年に起業し、持病を抱えながら過ごしてきました。
50代を過ぎた頃、これまでの自分を振り返り、何か今までと真逆の新しいことに挑戦したい!と強く感じるようになりました。
そんな折、友人からミセスコンテストの話を聞き、何を思ったか「まぁダメ元でいいからやってみよう・・・」と軽い気持ちで挑戦したのが2019年のことです。
コンテストでは、スピーチやドレスウォーキング、そして日本らしさを表現する民族衣装のアレンジなどに挑みました。
その際、リウマチによる変形した足や、曲がったままの右肘をカバーしつつ、どんなパフォーマンスができるか工夫を凝らしました。「ダメ元でもやるからには何か工夫してみたい」という好奇心が原動力でした。
また、スピーチの練習では「あなたの人生の目的は何か?」と問われ、初めて自分の生き方を深く考える機会となりました。
日本語から英語へと訳し、1分という短い時間で頭に入れる作業は大変でしたが、自分を見つめ直す貴重な時間となりました。
幸い、私は45歳以上のクラシックミセス部門で日本グランプリを受賞し、マレーシアで開催された世界大会にも日本代表として出場しました。
そこで気づいたのは、長寿社会は日本だけでなく世界的なトレンドであること。
これからの人生100年時代に向けて、どう生きるか?を改めて考えさせられました。
この経験を通じて、いくつになっても“興味・関心・好奇心”を持ち続け、小さな一歩を踏み出すことの大切さを実感しています。
帰国後も新たな経験を重ねていますので、ぜひ次回以降お伝えできればと思います。







