題名を簡単に言うと、海外生活での孤独や不安の中で、癒しとなっていたのが、所謂、人の手に触れてもらうマッサージだったという話です。

海外で暮らすのは、ちょっとそこまで海外旅行!とは全然違う、『生活』が全部、その国基準になります。

当たり前のことを言っているのだけど、想像を遥かに遥かに超えた『寂しさ』があります。

19歳、カナダへ留学、その後、20代前半は仕事の関係で、上海に暮らしていました。

人生の中でも「模索と変化の時期」と言える20代前半。

学生から社会人へなりたてで、理想と現実のギャップに悩みながら、社会の中での立ち位置を学び右往左往としていました。

失敗や迷いの日々の中、更に言語と文化の違い。

買い物をするにも、『並ぶ』文化が無い国で、くる事の無い、『自分の番』を『待って』いても、こりゃ一生買えないな!!

と思ったり

英語で話しかけ、通じているのに返ってくる言葉は中国語。タクシーに乗っても、値切り交渉をしても、自分が中国語を覚えない限り、こりゃ一生ぼったくられるな!!!

と思いました。

自己主張をしないと生きていけない、生き残れない!

随分鍛えられ、図太くなったと思います。

そんな慌ただしい日々の中で

身も心も、疲れと、海外生活の想像以上の孤独を、癒してくれていたのは『体を整えること』でした。

同僚以外に、友人と呼べる様な人はいなかった私は週1〜2回マッサージに行っていました。多い時は、3回、4回と。

上海での仕事と生活は辛い日も多くありました。泣く日もあったし、母にしょっちゅう電話もしていました。
他愛もない話をするだけでしたが、話せる人がいるのは、大きな救いでした。

そして、
孤独でも、どんなに疲れていても、マッサージを受けていると思考が落ち着き、マイナスなことも考えることなく、整え終わると、心も軽くなりました。

部屋に閉じこもっていても何も好転せず、1人で本当によく行きました。

体を整え、スッキリすると、嫌だったことも、落ち込んだことも不思議と、また頑張ろう!!!と思えました。

そして、施術してくれる人に中国語を教えてもらいながら、他愛もない話をしたり。

私の脳ではたくさんは覚えられないし、一日1単語覚えていこうと、決めていました。

人生において、通いに通ったその時の、マッサージでの人の手、上海での数々の施術者の手が今の私の仕事にもつながっているんだと思います。

当時、自分を支えてくれたことの一つ、「整える力」が、今、こうして私の仕事に繋がっている。それが、今、美容整体という道を選ぶきっかけの一つになったことに間違いありません。


▼写真は上海時代に同期と行った足底按摩です